札幌駅に着くと、とてもホッとします。
何故か分かりませんが、札幌に住んだこともなく、通ったこともありませんが、落ち着くのです。
礼文島に行きた始めた頃は、この駅の待合室で夜行列車をよく待っていました。何処に行くにも、この駅が始まりでした。
思い出はたくさんあります。なぎさのお客さんに偶然出会ったりもしました、見送ったり、見送られたりもしました。
行き交う人を眺めていました。知らない人に話しかけられおしゃべりもしました。
リュックを担いだ旅人らしき人も、たくさんいました。
本を読みながら時間つぶしをしている事も、旅をしていると感じれて、そうゆう時間の流れが心地良かったのかもしれません。
夜行列車に乗り、稚内まで、旭川を経由して着くのは朝の6時、こんなに長い時間、電車に乗るのも北海道に来た時だけでした。
とても長い旅の始まりですが、札幌駅を出発する時は、ワクワクしていました。
時間をかけて、たどり着くのが礼文島
心の準備をするには、夜行列車がちょうどよかったかもしれません。